ア~
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インサートディスク | 回転ベゼルを備えたサブマリーナやGMTマスターに取り付けられているアルミ製のディスク(一部アクリル製、現行はセラミック製)となります。 アルミ製のインサートディスクは退色による経年変化の具合が様々で、一点物のヴィンテージ品としてディスク単体で高額取引されることも多くあります。 現行のセラミック製ディスクになる以前のモデルは、工具を使えば自身でベゼルの枠から取り外し・交換ができるため、インサートディスクを集めるコレクターも存在します。 読んでいたページに戻る |
カ~
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逆回転防止機能 | 回転ベゼルが反時計回りにのみ回転する仕組みとなります。反時計回りにしか動かない仕組みになっていることにより、ベゼルの誤操作を防ぐことができ、あってはならない最悪の状況を防ぐことが目的となっています。 読んでいたページに戻る |
904Lスチール | ステンレス素材の中でもクロムの含有量が21%と高く、他にもモリブデン、ニッケル、銅などの含有量も高いハイスペックなステンレス素材となります。 当然高価な素材で、化学産業分野で多く使われています。ロレックスが時計メーカーとして初めてこの素材を採用(1980年代後半)しました。 従来の316Lスチールよりも耐食性と堅牢性に優れ、金属アレルギーも少ないといったメリットがありますが、成型加工が難しく、時計の素材として扱うことができるメーカーは極僅かとなっています。 読んでいたページに戻る |
クイックチェンジ機構 | 日付けを送る際に従来のように分針を回し続ける必要が無く、日付のみの単独調整(早送り)が可能となる機構です。 読んでいたページに戻る |
クロノメーター | クロノメーターとはスイス公認クロノメーター検定協会(COSC/コスク)が規定する時計の精度を表す規格名です。 COSCは年間約180万台にも及ぶ時計が厳格に査定される、最も大きく有名な公的機関です。 試験内容は実際の使用を想定した5つの姿勢差と3つの温度差の条件下で、15日間にも渡る精度誤差を査定するというものです。 その条件下で、日差-4秒~+6秒以内(2cm以下の小型ムーブメントは-5秒~+8秒以内)の基準をクリアした時計のみが合格とみなされます。 非常に厳しい基準となっているため、試験をクリアできるのはほんの一握りです。クロノメーターに認定された時計のみダイアルに「クロノメーター」の表記を冠することが許されます。 読んでいたページに戻る |
サ~
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サイクロップレンズ | 1950年代にロレックスが開発したもので、日付表示の拡大(2.5倍)に用いられます。 レンズは風防と一体ではなく、接着して取り付けられています。 サイクロップとは英語で“ひとつ目”を意味し、海外でも同様に「Cyclop lens」と呼ばれています。 読んでいたページに戻る |
サファイアクリスタルガラス | 人工サファイアの粉末を溶かし結晶化した素材で、宝石の硬さを1~10の尺度に分けるモース硬度において最高クラスの「9」評価を受けている素材です。 最大のメリットは「傷に強い」という点です。デメリットはミネラルガラスやアクリルガラスに比べて、加工が難しい点とコストが高価な点です。加工が難しいため、ドーム型に加工(カーブドサファイアと呼ばれる)すると更にコストが高くなってしまいます。 読んでいたページに戻る |
1500系キャリバー | 1950年代後半より登場したロレックスのムーブメントとなります。1500系キャリバーは「自動巻き専用機械」としてトータル設計され、不要な厚みを減らし、最近のムーブメントに近いスペックが与えられました。 具体的な変化点としては、以前の1000系キャリバーに比べてテンプと香箱の大型化によって精度の安定性が確保された点、それから切り替え車には、ルビーパウダーによって硬化処理が施されたアルミニウムが採用され、摩耗に対する耐久性が大幅に向上した点が挙げられます。 まさに、現代の自動巻ムーブメントの礎を築いた名器であり、自動巻きヴィンテージウォッチにおける最高傑作ムーブメントといえます。 読んでいたページに戻る |
タ~
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デイトジャスト機構 | 時計の針を回した時に、日付(デイト)が午前0時に瞬時に変わる画期的な機構です。完全防水のオイスターケース、自動巻きのパーペチュアル機構と並びロレックスの3大発明と呼ばれています。 読んでいたページに戻る |
ハ~
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バーゼルフェア | バーゼルフェア (バーゼルワールド) は、スイスのバーゼルにて毎年3月、4月頃に1週間かけて行われる世界最大の宝飾と時計の見本市。 読んでいたページに戻る |
フラッシュフィット | フラッシュフィットとはロレックスのブレスのパーツ(1953年頃にロレックスが商標登録)の一つであり、ケースとブレスレットをつなぐ弓カン、もしくはエンドピースのことです。フラッシュフィット別離型のブレスには必ず必要なパーツとなります。 (2000年頃からはブレスが無垢材の削りだしに変更になり、フラッシュフィットとブレスは一体型となりました。) 読んでいたページに戻る |
ベゼルインサート | 回転ベゼルを備えたサブマリーナやGMTマスターに取り付けられているアルミ製のディスク(一部アクリル製、現行はセラミック製)となります。 アルミ製のインサートディスクは退色による経年変化の具合が様々で、一点物のヴィンテージ品としてディスク単体で高額取引されることも多くあります。 現行のセラミック製ディスクになる以前のモデルは、工具を使えば自身でベゼルの枠から取り外し・交換ができるため、インサートディスクを集めるコレクターも存在します。 読んでいたページに戻る |
ペンシル針 | 時針の先がペンのような形をしていることからペンシル針と名づけられた針です。 夜光塗料が塗りやすいデザインであることから、バータイプと同じく基本的な針の形として数多くのブランドに使われています。 読んでいたページに戻る |
ベンツ針 | 時針の先が「メルセデス・ベンツ」のロゴ “スリーポインテッドスター”に似ていることから、この名前が付けられました。(メルセデス針と呼ばれることもあります。) ロレックスのスポーツモデルに採用されており、見やすく画期的なデザインが人気です。 読んでいたページに戻る |
マ~
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ミラーダイアル | ミラーダイアルとは1967年くらいまでの個体にみられる文字盤となり、独特の艶があります。ミラーダイアルは材質上、経年変化による劣化(ひび割れ等)が多く、当時の艶を残していて劣化が少ない状態が個体は大変希少となります。 読んでいたページに戻る |